日本生花司 松月堂古流

世の中に華道の流派は現在数千有ると言われております。この中に光輝ある歴史をもち、人倫五常の道を説いて、断然光彩を放ち、また広く流布されているのは、実に、日本生花司松月堂古流であります。
当流は、護命僧正を流祖と仰ぎ、第52代嵯峨天皇の御世弘仁年間に起源し1200年の歴史を有します。

略歴史
起源の祖
護命僧正を流祖と仰ぐ。第52代嵯峨天皇の御世 (今から約1200年前)
其の後、栄西禅師、明恵上人、等がひき継ぐ。
中興の祖  第83代土御門天皇の御世、松月堂叡尊師の活躍により再興する。(今から約800年前)
再興の祖
第116代桃園天皇の御世、是心軒一露居士 (今から約260年前)
松月堂古流と命名し、広く諸国に行脚して道をひろめ、伝書を著す。
第121代孝明天皇より「日本生花司」の御名を賜る。(今から約170年前)
初代家元
従二位中納言 植松賞雅卿  代々本流家元を継承せられる。
現代家元
第一三世 植松賞月斎

花 形
第一部 生花
第二部 盛花、投入花、爽風花 (現代花)
第三部 流麗花